Synopsis

ある日、地球はゴミ捨て場になった。軌道コロニーに住む貴族どもが、ふたご座の異星文明と取引し、地上を“最終処分場”として売り飛ばしたせいだ。  だが、地球に埋め立てられたゴミは、皮肉にもとてつもない技術革新をもたらした。異星人にとってはただのゴミでも、そこには人類のはるか先を行くオーバーテクノロジーがつまっていたからだ。  一攫千金を狙う連中は、今日も“害虫”だらけのゴミ捨て場へ飛び込んでいく。ときには戦う力を得るため、体の一部をグロテスクな機械に置き換えて。  おれもそんなゴミ漁りの一人だ。運よく値打ちものが見つかれば、この腐ったスラムを抜け出すことだって夢じゃない。  空を見てみろ。天にも届く“塔”をかすめ、赤い星が落ちてくる。ホットラインを通じて、新たなゴミが転送される合図だ――

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Kakuyomu
Kakuyomu12/09/2025
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