Synopsis
梅雨入り前の六月。湿度98%、室温39度という極限の環境が保たれた大学の温室。
容姿に強い劣等感を抱き、周囲から蔑まれるように生きてきた女子学生・片桐美緒は、そこで孤独に食虫植物の研究を続けていた。
ある日、美緒は担当の佐伯教授から南米原産の奇妙な「寄生植物」を見せられる。グロテスクな形状と強烈な芳香を放つその花。舞い散る胞子の中、教授による背徳的な行為を受けた美緒は、トラウマを負うどころか、その日を境に劇的な変貌を遂げ始める。
蒸し暑い温室から始まる、狂気とエロス、そして植物の静かなる侵略を描いたバイオ・ホラー。
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