Synopsis

戦場に、ひとりの鬼がいた。 その名を赤峰大我。 斧槍ひと振りで敵将を両断し、千の兵を震え上がらせた。いつしか人々は、彼を“赤鬼”と呼ぶようになった。 ある合戦の日、赤鬼は敵中をただ歩いた。 その背後では、一つの部隊が砂のように崩れ去り、静かに消えていった。 それを目撃した若い雑兵は本陣へと逃げ戻ると、 ──「鬼が来る」と叫んで息絶えた。 その夜、退却の命とともに陣の中を駆け抜けたのは、“化け物”の噂だった。 ──鬼はどこにでも現れる。ただ、戦場に風が吹くかぎり。 一騎当千の武勇と、その姿に怯える者たちの心理を描く、静かな戦記譚。 ======================== 短編・情緒重視です。 好評なら連載化して続きを書いていきたいと思います。感想、レビューお待ちしています。

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Syosetu wo Yomou
Syosetu wo Yomou12/08/2025
  • Current朱鬼戦史