Synopsis
七年前に別れた元恋人・春希と、雨の日の帰り道で偶然再会した乃々。
別れの理由は、乃々の家族の介護と、
「一緒に来てほしい」と言えなかった弱さ。
そして春希もまた、「行かないで」と言えなかった後悔を抱えていた。
雨宿りの喫茶店で語られるのは、過去ではなく、
“もしもあの時”別れを選ばなかった未来の姿。
「言われたら、ついて行ってたよ」
「言いたかった。でも言えなかったの」
すれ違った二人はもう恋人には戻れない。
それでも、互いの胸に残っていた結び目は、
ゆっくりとほどけていく。
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