Synopsis
ハイネ・ブランケンハイムはクラリス国の工作員として、ただいま交戦中の敵国ディスタンシアに潜入している。
彼の目的は、ディスタンシアを内部から破壊、疲弊させ、戦争を終結させることだ。
彼の開発した新兵器は人間の体内に埋めこむ自爆装置「クリスタライズ」。
敵国で使用されれば、敵は勝手に滅んでゆく。
もっともらしく軍部を煽り、敵がクリスタライズを喜んで使う筋書きを作ったはずだったが、ある日ハイネはディスタンシアの秘密警察にスパイ嫌疑をかけられてしまう。
「あなたがディスタンシアに家族ともども命を捧げているのなら、その新兵器をあなたの子どもに抱かせて、クラリスへ里帰りしてはいかがかな?」
家族を守るか、工作員として任務を全うするのか。
ふたつの自分を天秤にかけ、ハイネは苦悩する。
一方で、ハイネに密かに心を寄せていたシュトラウスは、自分を抱いた将校からクリスタライズの話を聞いてしまう。
こんなものを実戦投入させるわけにはいかないと、シュトラウスはハイネを止めようと彼を説得するが……
本編「クリスタライズ」のサイドストーリーです。
この話が本編へと続くので、本編読んでなくても大丈夫です。たぶん。
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