Synopsis

幼い頃はもっと自由だった。 「アリー、大好きだよ」 「えへへ、わたしもアルのことだーいすき!」 「ふん、よくもいえるな」 「……レオは、わたしのことがきらいなの?」 「あーあ、レオがアリーを泣かせた」 「はあ?! 泣かせたつもりはねーし!」 「じゃあ、レオも言えばいいよ。ほら、アリーが悲しそうだよ」 「……あーもー! わかったよ! 俺もアリーのことが好きだよ、これでいいか!」 「わたしもレオのことだいすき! 二人のこと、だーいすき!」 好きな人と遊び、話して、美味しいおやつを食べて、楽しい時間を過ごしていた。 それが、いつからか変わってしまった。 ある日から、二人には会えなくなった。 思い出すことはあれど、会わない日々が続けば記憶も薄れていく。 毎日、勉強を続けさまざまな知識やマナーを身につけ、淑女として相応しい振る舞いをするように努力をしてきた。 気づけば、笑い方すら忘れてしまった。

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Syosetu wo Yomou
Syosetu wo Yomou12/02/2025
  • Current双子に愛されし公爵令嬢は、今日も笑わない