Synopsis

ラジオ放送100周年記念作品  ある夏の日、日本の上空で「音のない雷」が光った。  それはEMP──高高度核爆発によって放たれた、たった一瞬の電磁パルス。  スマホもテレビもネットも、すべてが沈黙した。  けれど──旧校舎の地下放送室だけは、生きていた。  真空管の送信機。ガリガリ鳴るマイク。発電式のアンプ。  誰もが忘れた“声の技術”を、俺だけが知っていた。 「テスト、テスト。こちら旧・第二放送室。……聞こえるか?」  これは、電波の死んだ世界で、  “たった一つ残った放送”を武器にして、  仲間と恋と敵と──“声”で戦った、ひと夏の青春放送譚。  世界に、届いた。俺の声だけが。

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Kakuyomu
Kakuyomu12/01/2025
  • Currentスマホもネットも沈黙した世界で、俺だけが放送できる件