Synopsis

九月下旬のこと。 墓参りで手を合わせていると、赤ちゃんの泣き声が聞こえてきた。 周りには誰もいないはずなのに―― 僕はその場所に向かうも、何もなかった。 だが、急なめまいに襲われ座り込んでしまった。 やがて歩けるほどに回復したが土砂降りの雨が降り、僕は屋根のある小屋まで逃げ込んだ。 天井にはてるてる坊主が嗤いながら揺れていたのだ。 雨が止むとまた赤ちゃんの泣き声が聞こえてきて、僕は走ってその場を去った。 後に母親からおばあさんの言い伝えを聞くことになる――

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Kakuyomu
Kakuyomu11/09/2025
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