Synopsis

南北朝の終わり。山に隠れ住む一族には、代々伝わる秘儀があった。 当主が死ぬとき、次の当主がその舌を食べる。 そうすることで、一族の「正しい言葉」が継承される――。 双子が生まれた。 兄は美しい短歌を詠んだ。 弟は、誰にも理解されない言葉を話した。 「俺の舌をやろうか」 兄は冗談のつもりだった。 だが弟は、本気だった。 ある夜、二人は舌を交換した。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Kakuyomu
Kakuyomu11/09/2025
  • Current舌を継ぐ者たち