Synopsis
夜、いつものように眠りについたはずだった。
しかし翌朝、目を覚ました私は――体をまったく動かすことができなかった。
声も出ない。
音も聞こえない。
ただ「目が覚めている」ことだけが、唯一の実感だった。
家族の反応は、どこかおかしい。
時間だけが静かに進み、私は自分の身に何が起きているのか、ただ見つめ続けるしかない。
“眠り姫”の物語とは、決して似ても似つかない。
これは、一度目を開いてしまった者の行く末を描く、静かな恐怖の話。
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