Synopsis
日曜日の十七時が、嫌いになった。
彼が帰ったあとの部屋に残る体温と匂いだけが、望月美由を生かしている。
週に一度だけ会う高山さん。
恋人のいる彼と、ただ身体を重ねるだけの関係。
それでもこの時間があれば生きていける——そう信じていた。
けれど高山には、秘密があった。
彼は小説家・佐伯央水。
図書館で、美由が高山の小説を読んでいたことから始まった関係。
彼は恋人がいるという嘘をついていた。
現実と虚構のあわいで、二人はゆっくりと親密になっていく。
※不定期更新です。
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