Synopsis
十吉(とうきち)は、江戸長屋の粗忽者。
一を聞いて十を早とちり、二を聞く前に三を語る。
それでも心根は誰より真っ直ぐ──というより、真っ直ぐすぎて曲がれない。
ある日、「芋の病が出世の兆し」という話を小耳に挟んだ十吉、
「出世芋」の理屈をすっかり誤解してしまう。
やがて隣の婆さんが熱を出したと聞くやいなや、
「病には芋が効く!」と、生の芋を皮ごと持って駆け込むが……。
善意で突っ走る早とちり男が巻き起こす、落語風の滑稽噺。
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