Synopsis
声を失った少女と、音を失っていく青年。
言葉を交わせないふたりが、
静かな図書館で少しずつ心を通わせていく。
彼の描く絵には“音”があり、
彼女の沈黙には“想い”があった。
それでも、どうしても伝えたい言葉がある。
喉の奥で、何度もつかえて消えていくその言葉を、
最後に――彼の耳が覚えていられるうちに、届けたかった。
「君の声は、確かに聴こえた。」
切なくて、あたたかい。
“伝わらない想い”の中で生まれた、小さな奇跡の物語。
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