Synopsis

四方を無機質な壁で囲まれているこの部屋にはゴミが溢れかえっている。 ベッドと思しき所に図体のデカい男が転がってぼんやりと天井を眺めて、小さくため息をついた。 昭和後期に建てられた古臭い団地の一角に住まうこの男は、現在休職中だ。 彼はあることを実行すると心に決めた。 壁にかけられたカレンダーには、たった一つの升目に赤いペンでグルグルと印がついていた。 生に対する意欲を失った男と、 正反対な様子の女二人の恋愛模様。 男への愛は吉と出るか、凶と出るか……

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Kakuyomu
Kakuyomu10/30/2025
  • Current絞首の真綿