Synopsis

二十歳にして官界に入った山部王には、常に好奇の視線が向けられる。それは十三年前に起きた父親の失脚劇を知る高官らの目だった。潰えた甲賀の大寺造営の責を受け、全ての職を辞したと聞かされている。しかしそれは、表向きの理由でしかないと為政者はほのめかす。  実子のいない女帝は新たな皇太子を指名する。皇位継承をめぐり、幾つもの波が水面下にうごめく。山部の家にも、その波は迫ろうとしている。

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Kakuyomu
Kakuyomu10/27/2025
  • Current仏の御手の花の上に