Synopsis
私は美月。大学のテニスサークルに所属している。
平凡でどこにでもあるようなキラキラした場所。
けれど、後輩が放った「たった一つの言葉」をきっかけに、その姿は少しずつ形を変えていった。
笑い声の下に潜む違和感。
空気を読み忖度することで守られる調和。
そして、真っ直ぐな瞳で人々の弱さまで受け止めながら生きる後輩の姿。
──私たちは、いったい何をしているのだろう。
あの日から、私の目に映る世界はいつもモヤがかかっていて、ぼんやりと、そう問いかけてくるのだ。
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