Synopsis

西欧のある国において、魔術が表社会に拡がり、 技術産業として確立されて早数年。 その影響は軍事方面にいち早く手を伸ばした。 二十年前までは、戦場の主体は刀剣と銃、たまに大砲になるだろう、と思われていた。 だが、本来の歴史とは違い、 今現在では、 これから魔術が主流になる、と誰もが感じている。 そんな変遷期に、 時代に置いていかれる剣士、アルビンスは、 相棒から、何度も言われている議題に頭を悩ませていた。 このまま戦っていていいのか、 日常に帰るのか。 正直ずっとこのままがいい、 なんも考えずに楽しい今が1番。 そんな弱音に、相棒は聞く耳を持たない。 「これはアルの為でもあるのよ」 なんて、母親みたいなことを言う。 そろそろ怒られるのも面倒くさくなってきたし、そろそろ決めなきゃな。 アルビンスはそんなことを考えながら、 戦場に向かう列車に乗り込むのだった。 これは、 1人の青年がその在り方を決めるに至った、 ある秋に起きた任務と、戦いの物語。

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Kakuyomu
Kakuyomu02/19/2025
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