Synopsis

機関銃座。鉄条網。引き金。 繰り返される日々の中で、兵士は描き続けた。 敵兵のポケットから回収したボールペンで。 白いノートを埋め尽くす、黒い鉄条網の絵。 「これからは、もっと優しい絵を」 その願いが叶うことはなかった。 残されたのは、ノートと、大量のボールペンと―― 最後のページに震える線で描かれた、一匹の犬。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Kakuyomu
Kakuyomu10/14/2025
  • Current黒い鉄条網