Synopsis
ユリウス・フォン・アルテンブルグ。
現在70歳。元騎士団所属の騎士であり、かつて孤高の存在として憧れの的だった男。
しかし寄る年波には勝てず、病に侵され余命を宣告される。
身辺整理をする中で、ふと一人だけ連絡を取っていない男がいることを思い出す。
それは好敵手とも、大親友とも呼べる男――マルクスだった。
本当はマルクスを忘れていたわけではない、ずっと胸の奥にしまっていたのだ。
ユリウスは長年秘めた思いを、宛先のない手紙に綴ることにした。
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