Synopsis
「にいに、あのね!雲を見つけたの!」
僕と弟が小学生だった頃。
一年生の弟は、僕にことあるごとに「にいに、あのね」と報告してくれることが多かった。僕はそんな弟を可愛がっていたのだが、ある日「公園に落ちている雲を見つけた」と言ってきて首を傾げることになる。
なんでもその雲は公園のみならず、屋根の上にいたり、植え込みの中にいることもあるという。
何か危ない生き物でも勘違いしているのではないか、そう危惧した僕は……。
<更新履歴>
2025/09/15 全文掲載
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