Synopsis

高校二年の神宮寺 菊之助は、 弓道部の部長にして、たったひとりの選手。 かつては実力あるエースとして注目されていたが、 とある事件がきっかけで いまや残ったのは、幽霊部員が数名と、たった一人のマネージャーだけ。 そのマネージャー、神城 櫻子。 菊之助の一つ年下で幼なじみであり、 彼を誰より近くで見てきた存在。 ずっとそばで支えてきた。 ずっと秘めてきた想いがあった。 でも、それを言葉にしたことは、一度もない。 そして菊之助もまた、 同じ想いを抱えたまま、ただ静かに弓を引いていた。 互いに気づいているようで、 気づかないふりをしているふたりの距離。 それでも、心は確かに揺れている。 弓道場に響く弦の音とともに―― これは、 まだ届かない想いを、矢に託して放つ 不器用でまっすぐな、ふたりの恋の物語。

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Kakuyomu
Kakuyomu09/14/2025
  • Currentそれを××と呼べたなら…