Synopsis
その少年は知っていた。自分が死ぬことを。予知夢でそれを知っていたが喜んでいた。予知夢という能力があるからこそ契約が結べるのだ。死後の宅配便の契約を。黒づくめの男は少年に言う。「魂のカケラ一つでどんな所にもあなたの荷物を送りましょう」少年が欲しかったのはこの能力だった。普通の宅急便では送れないそんな荷物を送れるという。ならば魂の一カケラなど安い物。自分の死後なら尚更である。少年は喜んで契約し、自分の荷物……一抱えの白い箱を黒づくめの男に渡すのであった。
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