Synopsis

この作品は、第14回角川つばさ文学小説賞に応募しております。 以下にあるあらすじはネタバレのため、初読の際はお気を付けください。 ーーーー  三年前、死んだおじいさまの後を継ぎ、主人公シイは森の守り人となった。  ある日、シイが守る森に兄妹が迷いこむ。シイと年の近い妹のサフィラは森のモンスターにおそわれて瀕死の状態で、現れたシイに「兄ちゃんを助けて」と頼んだ。シイはサフィラのお願いを聞いて兄レンスを森の奥から探し出したが、戻る頃にはサフィラは息を引き取っていた。  兄妹をシイの家に連れ帰った後、意識が戻ったレンスはこれまでの記憶を失っており、シイを妹と勘違いした。おじいさまの使い魔であるリンウッドがその勘違いに乗っかった上、シイ自身もレンスにサフィラが死んだ悲しい事実を告げることができず、シイがサフィラのふりをしてレンスに同行することになる。レンスは森のとなりにあるコノンという街の魔法署に配属された魔法士であり、ふたりはまずレンスの職場に行って失ったレンスの記憶の情報を探ることにした。  レンスの同僚である魔法士たちの協力を得て、ふたりはコノンの街でふたり暮らしを始める。数日後、先輩魔法士がコノンに災いが訪れるという予言をし、シイはレンスを助けるべくひとりで調査に乗り出した。すると、街にいるはずのない森のモンスターがあばれており、その理由を探ろうとするも上手くいかない。さらに魔法士の身内のネオやエクルベージュと共におそわれてしまい、逃げ切ったもののネオに正体がバレてしまう。  シイがお願いするとネオはだまっていてくれることになり、さらに街にモンスターが現れた理由が森にいる木の長老のせいだとわかった。シイとネオはふたりで森に行き、長老を説得しようと試みる。しかし、長老は言うことを聞かず、ふたりにおそいかかった。長老は騒動を起こすことで、もう死んだおじいさまに呼び出そうとしていたのだ。  結局、魔法士の大人たちの機転でふたりは助けられ、街に戻った。シイは勝手に危ないことをしたのを怒られると思っていたが、再会したレンスはシイの無事を確認しただけだった。シイは今の自分がひとりではないことに気づき、泣いて謝った。

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Kakuyomu08/13/2025
  • Currentさびしがりやが叶える魔法【第14回角川つばさ文庫小説賞参加】