Synopsis

いつも通りの朝。 たった5秒早く目覚めただけで、 少しずつ、すべてがズレていく。 ペンの位置、同僚の首の角度、 支店長の社訓の額縁、窓の外のビルの窓。 何もかもが少しだけ傾いて見える。 やがて日本から遠く離れた常夏の島で、 一本のバオバブの木が切り倒されたことを、 誰も知らない。 世界は、確かに5㎝だけ傾いたのだ。

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Kakuyomu
Kakuyomu08/21/2025
  • Current「その日世界は5㎝傾いた」