Synopsis
【8/21おしらせ〜大幅改稿のため序盤以降は一旦非公開とし、新たに連載中】
人並みはずれた味覚嗅覚、茶の知識を持つ白桂花(はく けいか)は、茶商の父親が営む茶舗で客に茶葉を売るのが生きがいだった。
ある日突然、父親が茶の密輸の疑いをかけられ囚われる。茶を専売制にし輸出で財政を充実させている蘭果国では、茶の密輸は重罪だ。
白茶舗は閉鎖され、従業員は他の茶舗に引き抜かれ、友人は関わりを恐れて拒んだため、桂花は一人途方に暮れる。
そんな桂花の前に、西州の王・楚王が現れる。桂花は「父親は無罪だから釈放してほしい」と訴えるが、楚王は茶の密輸は中央(皇帝)の管轄で、自分の力でどうにかできる問題ではないと突っぱねて、告げた。
宮廷認定茶使になり、皇帝献上茶をしのぐ至高の茶を献上すればいい。
試験を経て茶の確かな知識を認められた者には、国が「宮廷認定茶使」という称号を与える。茶を愛する皇帝は皇帝献上茶に匹敵する茶葉を献上した茶使の希望を叶える制度を設けている。桂花がその「至高の茶」を献上できれば、皇帝に父親の恩赦を頼める。
楚王は宮廷認定茶使の受験資格を与える代わりに、桂花に条件を出す。
西州で起きた事件に関わる身元不明の遺体に付いていた茶葉を鑑定してほしいと。
条件を飲んだ桂花は、楚王の協力も得て宮廷認定茶使を目指す。
至高の茶探しと、身元不明の男が関わる事件の謎。絡み合うふたつの物語が向かう結末は?
中華風・東洋ファンタジー ミステリー。
<主要人物>
白桂花(はくけいか)18歳
白茶舗の一人娘。茶が大好きで鋭い嗅覚味覚を持つ。商人っぽい愛嬌があり親しみやすい。目の前の客にはどんな茶が合うか考えながら販売するのが生きがい。
朱連城 25歳
楚王。第二皇子。一ヶ月前に西州王が急死し、代わりに西州に赴任した。見た目は良いが無表情で人望がないと言われているが?
母親である賢妃は茶館で働いているところを皇帝に見初められた。
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