Synopsis

山のふもとにひっそりと佇む、風ノ杜神社。 高校生の神楽こよみは、巫女としてその神社を祖母とともに守りながら、静かな日々を送っていた。 けれど、誰にも言えない秘密がある。 それは、神社の奥にある禁足の社──誰も近づかない場所で、こよみにだけ届く声の存在。 声の主は、かつて「願いを叶えすぎた神」として封じられた、哀しい神様だった。 言葉だけの関係。触れることも、名を呼ぶこともできない距離。 それでもこよみは、毎日の祈りのように、彼の声を待ち続ける。 やがて、季節が巡り、こよみの心にひとつの恋が芽吹いていく── これは、巫女の少女と封じられた神が紡ぐ、 静かで切ない言葉だけの恋の物語。

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Kakuyomu
Kakuyomu08/20/2025
  • Current君に捧ぐは、ひとひらの祈り