Synopsis
1900年初頭、ウェールズ帝国はヴィーナス王国に宣戦布告された。ウェールズ帝国は国際条約に加盟していたので開戦直後から援軍や宣戦布告要請を加盟国に送り続けたがすべて無視された。
ウェールズ帝国はその昔、まだ帝国では無かった時代、大陸の覇権を握りウェールズ人以外の人種、種族は全て劣等生物とし、人間として扱わなかった過去があった。ウェールズ帝国はその所業を深く反省した。軍縮し、住む地を辺境に移し、多くを別の人種の為に捧げていた。
しかし、そう簡単に過去は拭いきれなかった。
過去でウェールズ人に1番酷い扱いを受けてきたヴィーナス人が国際条約に了解を得て多大な支援を受け宣戦布告したのだ。
なぜこんな事がまかり通ったのか。それは国際条約に加盟している国々ほぼ全てがウェールズ人によって支配されていたからだ。皆平等にウェールズを憎んでいたがその中で1番酷い扱いを受けてきたヴィーナス王国が代表し鉄槌を下す事になった。
ウェールズ帝国は最初こそ善戦したが小国一国対全世界という状況下で逆転することはまず不可能、どんどん前線は押され首都絶対国防圏の一歩手前まで敵が迫った。特に北方戦線は最終防衛線まで撤退し、そこで死闘を繰り広げていた。その状況で建国当初から国を支え続け、華の第2師団と謳われた第2師団が包囲されていた。第2師団では師団長から兵卒に至るまで全ての兵が意気消沈して餓死するのを待っているような状況だったー
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