Synopsis

紀介は茶屋の店先に座っていたまだ若い娘の姿を見て驚いた。このくらいの娘は婚約してしまうのだろうなと彼はすぐに諦めようとした。その娘の姿を思い出すとドキドキしてしまうのだった。紀介は船頭を目指していた。その娘はいい町人の娘らしいとわかった。紀介はその娘に対して何も出来なかった。名前は花江らしいことを突き止めた。歳は十ニらしかった。今度十三になるらしかった。紀介は十四歳だった、今度十五歳になることになっていた。江戸の町の川に船を出すことになった。紀介は船の舵を切るのに船酔い状態になったが慣れた。船頭が船酔いしてどうするのだ。紀介は船頭をすることになった。花火の夜だった。花江が男と乗って来た。見るからに遊び人の男と仲よく乗っていたので紀介は少し気分悪くなった。このまま海に船を出してしまおうかと紀介は思った。「私は紀介の気持ちを確かめようとしているのだよ」と花江は言った。「私はあなたの気持ちを知りたいの」と花江は言った。紀介は花江に思いを寄せているという自覚を持った。彼女はいい町人の娘らしかった。仲よくなれるのならいいと紀介は考えていた。「まだわからないの。この男は兄だよ」と花江は言った。紀介は少し驚いて船で海に出るのはやめた。そんなことをしていたら紀介は胸がドキドキしてきた。

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Every Star
Every Star06/13/2022
  • Current船頭紀介