Synopsis
小学生の頃、林間学校で知り合った男の子を忘れられないハナコは、気付けば小学校、中学校、高校、専門学校を卒業し、社会人として歩み始めていた。昔から容姿を褒められることに慣れていたハナコは、いつも周囲の女性からの妬みそねみの対象となっていた。学生時代から繰り返していたそんな環境にも対応していくうちに、人の好意や言葉には裏があると憶測するようになり、気付けばひねくれた人格を有し、恋愛未経験のまま、大人になっていた。
疲弊する心を癒してくれるのは、思い出の中できらりと輝く、宝石。つまりは林間学校で知り合った男の子。ハナコはいつも、朧気な記憶の中の男の子を思い浮かべては、嬉しい様な虚しい様な思いを心の奥底に鎮座させていた。
社会人になって三年が過ぎた頃。看護師として勤めるハナコの病院に第二病院が併設され、ハナコは第二病院に職場を移すこととなった。第二病院の開院記念式典に参加していると、司会進行をしている事務の男性の名前を聞き、もしや、と思うハナコ。だがその姿はお世辞にも、思い出の中の男の子とはかけ離れていた。
宝石探しのもう一つの世界。
2018/10/22公開
その他作品
完結
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連載中
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c?2018 斎宮青子
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