Synopsis
『こんなよい月を一人で見て寝る』(尾崎放哉)
このすばらしい自由律俳句を冒頭文において、ありふれた物語を始めます。
「勘弁してくれよ、仕事なんだ」
「しごと、シゴト、仕事って、本当にそうだか怪しいものだわ。あなた、昔っから嘘つきだから」
電話越しに痴話喧嘩する男と彼女。
だんだんうんざりしていく男と、ますますヒートアップする彼女。
そんな、どこにでもある光景の後に、見えてくる事実。
月だけが、最初からすべてを見ていました。
ショートストーリーです。
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