Synopsis
ある国に、「運命の一冊」と呼ばれる本があった。
それは、年に一度、その年に起こる主な運命的な出来事を、神によって、運命の一冊にページが追加されるという形で告げるというものだった。
ページが追加される日には、国民は全ての店、学校などを休みにして運命を聴く準備をして、国王は運命を読み上げた。国が総出で「運命の日」として行う、一種の祭りのようなものである。
さて、その運命の日が今年もやってきた。
七十七年の戦争が終結してから初、しかも今年は悪いことばかりが起こるとされる凶年。
国民達が不安な表情を浮かべる中、どんなことが告げられるのか……?
妄想コンテスト「運命の一冊」応募作品です。
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