Synopsis
妖精を見つける「目」。子どもは誰もがその才能を持っている。
それはどんな武器でも手にできる可能性を秘めている。例えばアーサー王がエクスカリバーという魔法の剣を岩から引き抜けたような。
祖父のパウルはよくサラにそう話していた。
が、パウルとのボードゲームに負けたサラは。
――悔しかったけれど、ちょっとだけ顔を上げて周りを見た。
――悔しくて、顔を上げることもせず目も耳も塞いだ。
それだけの差で、サラの人生は大きく分かれてゆく。
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