Synopsis

近すぎて気づかなかった恋心。 友達以上恋人未満の高校生ふたりが、両思いだと気づく恋愛小説です。 【こんなお話です】 高校三年生の小林かおりは、転校先で小林さつきという男子と出会う。 『ひらがな仲間アンド小林仲間』として、仲良くなるふたり。 やがて、『さつきくん』、『かおりさん』と呼び合う仲になる。でも恋愛関係ではなかった。 卒業式の合唱の練習で、かおりは気づいた。 さつきが、歌っていない。 その理由を知った、かおり。思い出を塗り替えて欲しいというさつきの願いを聞く。 ふたりいっしょに公園で、卒業式の歌、『桜は愛の花』を歌う。そのとき、かおりは自分の感情の変化に気づく。 『これから先、さつきくんが目に焼き付けるものは、私だけでいてほしい。この叶うことのない想いは、なんと名付けたらいいのだろうか』 卒業式当日。 さつきは卒業の歌『桜は愛の花』を、かおりたち卒業生と歌う。 式が終わり教室で、さつきはかおりに言う。 『桜は愛の花』には、幻の四番があると。 さつきが歌う幻の四番を聴いて、思わず涙する、かおり。 その歌詞は、さつきが考えたオリジナルの歌詞だった。 『桜は愛の花』幻の四番は、こう締めくくる。 『桜の友に愛を告げたい』

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