Synopsis
「ありがとうございます!貴女のおかげで助かりました!」
学校へ行く途中。振り返った先にいたのは、ぴっちりとしたスーツを着込んだ、恰幅の良い中高年の男性だった。見覚えのないその人物に、私は眼を白黒させて返事をするしかない。
それを皮切りに、様々な人物から毎日のようにお礼を言われるようになった私。
問題は相手にも、お礼を言われることも、どちらの心当たりも全くないというということだ。
<更新履歴>
2021/03/22 全文掲載
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