Synopsis
※此方は虚飾のケミストリーアルシリーズ六章になります。
一章:[link:novel_view?w=23961153]
前章:[link:novel_view?w=25818597]
次章:[link:novel_view?w=26299816]
☆--------------------------☆
誰も救えず、何も守れないままに、物語は結末に行き着いた。
そうして世界が白紙に還る直前に篝火は灯る。未来を過去にする為に、恵流が固く握りしめ続けてきたバトンが菖蒲の手に渡った。
菖蒲が開花させた”物語の魔法”とは何か。それも判然としない中で齎された希望は記憶の引継ぎ――いわゆる、強くてニューゲーム。
これまでに培ってきた力と、これから培っていく力を丸ごと使って、これから訪れる悲劇を斬り伏せていくのみ。かくして物語は再び始まりに時を戻す。恵流と菖蒲が出会った入学式の日へ。
さあ、ハッピーエンドを始めよう。なんて、そうは問屋が卸さない。恵流の失敗を侮るなかれと言わんばかりに、次から次へと夥しい量の障害が立ち塞がる事になるのだ。
エピローグはプロローグとなり、最悪を幸福に変える為の菖蒲の旅路が始まった。それは当人が思っているよりも、長く、険しい道のりとなることを、この時の彼女は知らない。
それを知るのは、全てが終わった後の出来事である。
☆--------------------------☆
MR=Mixed Reality=複合現実とは。
仮想ではない現実空間に電子的な情報を上書きし体験する技術や、電子的な情報で拡張し体験を可能とした現実そのものを指す。
未だ発展途上にあるこの技術を、試験的に導入している学園があった。
MR設備は授業の他に提供企業側のデバッグを目的とした大掛かりなシステムに用いられている。
潜在色《シンボルカラー》と影響/効果《エフェクト》。
それは、この学園に在籍する者だけに許された、特別な非日常。
[Information]
素敵な表紙は瑞音さん[link:crea_u?c=U2FsdGVkX18xXOTc5MDkyNodXPxXQxPKHkMdQgTSAhiBdw1]に描いて頂きました!
Serialization Info
Web Novel