Synopsis
第一章 あらすじ
架空開発都市・華都の天ノ橋高校に通う三日月涙は若手ロボットエンジニアである。
高校の入学式の日に彼は幼馴染でよき理解者の日比谷陽と共に、イギリスからの留学生マーティ・リベリアと出会う。
そんな三人は充実した学校生活を送る――はずだった。
入学式の晩、涙と陽の家族合同で入学祝いパーティをしていたところ、涙の家族が忽然と姿を消す。被害は彼の家族だけでなく、世界から約半数の人が同じように消えてしまったのだ。
悲しみに暮れる涙はショックのあまり自宅で足を滑らせて一時的に意識を失う。彼の命を救ったのはサリエルと名乗る月を司る天使だった。サリエルは涙に力を分け与える代わりにカレと共に世界を救えと命じられる。
サリエルと同じくして地球の危機から人々を守る組織が存在する。奇怪現象を調査し解決する組織――世界奇怪現象防衛組織・通称SWORDは事件と同時刻に現れたサリエルに睨みを利かせる。
SWORDは彼らの動向を追うために、組織の一員であるマーティを派遣し包囲網を張るのであった。
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第二章 あらすじ
SWORDの一員となった涙は新たな出会いを果たす。アメリカ本部から七条メルナがJ1にオーストラリア支部への遠征を依頼する。その遠征メンバー選抜が火種となり七条と山城が一悶着起こしてしまう。原因は山城がSWORDに所属している理由と経緯にあった。彼は自身の父の勝手でSWORDに所属することになったこと、自分はまだ戦力になれていないことを残留メンバーに嘆く。その悩み嘆きの中で自分が取るべきだった最善の行動に気づき始めるのだった。
涙はさらに学校生活でも一つのヤマを迎えていた。初夏に開催される体育祭の大縄跳びで自分たちのクラスだけ一度も跳べていない問題に直面する。「跳べない原因は自分にある」とスポーツ万能の陽が独り、責任を追う。そんな彼の異変にマーティの勘が働く。彼の体が異常なまでに熱い。その嫌な予感は、的中する。陽は魔獣ブラッドに侵されていた。涙とマーティはSWORDの一員として、陽の友人としてブラッドの討伐に挑む。それは三人の友情と、陽の行く末を左右する出来事だった。
山城と陽――それぞれ抱え隠していた悩みが進退を加速させる。
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