Synopsis
四十年前、高山芳久は恋人の久美子とのデートの約束時間に遅刻した。 芳久は十分遅れて到着したが、久美子は約束の場所にはいなかった。焦った芳久は、界隈を探しまわった。 映画を観る約束をしていたので、芳久は一人で映画館に入り探したが、久美子はいなかった。 久美子の家に電話したが、電話にでたのは久美子の父親で、娘はいないと冷たく突き放される。 結局、芳久は一日中久美子を探したが、その日彼女と会うことは出来なかった。 芳久は久美子が怒っているのではないかと思っていたが、その後、二人の間でこの日の芳久が遅刻したことが話題に出ることはなかった。 四十年経った今も芳久は久美子がなぜ怒っていなかったのか、またあの日どこで何をしていたかもわからないままだった。 四十年前の久美子がどうしていたのかは最後に明らかになる。
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