Synopsis
与一の目の前にはたくさんの蝋燭がならんでいた。
死神は一本を探せという。与一の妻の政子の命の蝋燭だ。
けれども与一はどれが政子の蝋燭だけだ。
「本当にあと1回だけだよ。今のはズルみたいなものなんだから」
死神は静かにそう告げる。
死神の話で有名なのは三遊亭円朝の落語の死神ですが、これの元ネタは文化12年発刊のグリム童話2巻にある「死神の名付け親」で、グリム童話はオランダ語版が文政3年に出版されてそれが出島経由で日本に伝わった前提の話です。
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