Synopsis
小田切 優は六月が嫌いだった。梅雨のせいではなく、昔、自分の元を去った男を思い出すからだ。
『大丈夫。絶対、何があっても何年かかっても会いに行くから』
残酷な言葉に縛り付けられ、けれどそろそろ、風化させなければと思い立っていたある日、優は昔の男、ユチャンによく似た男性と出逢う。
穏やかで真摯な男性に安らぎを覚え始める優だが、男性からの告白に答えられない自分に気がつく。
見えない未来の約束に雁字搦めになっていた頃、優の元にある手紙が届きー?
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