Synopsis

ある晩、夜おそくに目を覚ますと、窓辺にネコのシルエットが。 追い出そうと脇をつかみ持ち上げると、ネコが落ち着いた口調で言った。 「あまり時間が無いの。わたしの話を聞いてくれない?」 ネコがニャアと鳴かずに言葉をしゃべった。それも可愛らしい女の子の声で。 そうか、ぼくはまだ目が覚めていないんだ。これは夢のつづき。なんだか面白そうなので、しばらくこのネコに付き合ってあげよう。 吸い込まれるような翡翠色の目を光らせて、そのネコはぼくに言った。 「今からわたしと一緒に、旅に出ない?」 これは本当に夢の中の出来事なのか? それとも……

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Kakuyomu
Kakuyomu07/19/2025
  • Currentかげろうに乗って