Synopsis

魔法学校の生活にも慣れた、二年の春。 それなのに、私はまだ、自分の「得意な魔法」が見つからない。 みんなの魔法は派手で、強くて、美しい。 わたしの手に灯るのは、小さな火。 ふっと吹けば、すぐに消えてしまうくらいの弱い炎。 「……わたしだけ、なにもない」 そんな気持ちを隠しながら、また一日が終わった夜。 ふと空を見上げると、いくつもの流れ星が静かに走っていた。 ――どうか、わたしだけの魔法をください。 願ったそのとき、 黒い猫が現れ、わたしを夜空へと誘っていく。 出会ったのは、星を使う不思議な魔法と、 それが“誰かの心を照らす力”を持っているということ。 これは、 自分を好きになれなかった「わたし」が、 “誰かの光になれる魔法”を見つけるまでの、小さな物語。

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Kakuyomu
Kakuyomu07/25/2025
  • Current星の魔法