Synopsis

高校二年生の松井秋光は、過去のある出来事からスピリチュアルな分野に拒否反応をしめしており、とにかく霊や超常現象的なものを許さない。 なのに秋光の通っている新令和高校では今、なんでもかんでも怪異のせいにしたり、怖いものが苦手な人に霊の存在をほのめかし、わざと怖がらせたりするのが流行りで、秋光は教室の隅でストレスフルな日々を送っている。 ある日、秋光は友人・イルマとともに突然、放課後の校舎に閉じ込められてしまう。 窓の外を見ると空は鮮血を塗り込めたような真紅に染まり、終わらない廊下を何者かが徘徊する。あきらかに世界に異常が起きていた。 自分が疲れておかしくなったのか、異常な気象現象か…秋光が原因を考える中、イルマは「これはホンモノの怪奇現象だ」と言い張り、喧嘩になりかける。 そんなとき2人の前に現れたのは、物理担当教諭の尾鳥木先生だった。 ――ホラハラは、ホンモノの怪異を呼んでいるんだ わけ知り顔で語る尾鳥木。 どうやらこの学校で流行している、 「なんでもかんでも怪異のせいにしたり、怖いものが苦手な人に霊の存在をほのめかし、わざと怖がらせたりする」風潮 通称「ホラーハラスメント」によって、本来存在するはずのなかった怪異や霊、超常現象が、実際に力を持ちはじめているのだという。 秋光にとっては到底信じがたい、というか口にするのすら許しがたい話だが、一方でイルマはホンモノの怪奇現象に出会えたと知り、情熱が止まらなくなっている。 そんな2人に興味をいだいた尾鳥木先生は、彼らを「ホラハラ相談対策委員会」に引き入れる。 校内で怪異の噂を調査し始めたふたりは、やがてこの学校と生徒たちに隠された、予想外の闇に直面していき…! すべての謎が解き明かされるとき、秋光とイルマの選択は!? 怪異取り締まり系非日常スクールライフ。 怖さレベル…★★★    秋光…主人公。高校二年生。過去のある経験によって、霊的な存在を一切信じていない。むしろパラノーマルやスピリチュアル的な概念のアンチで、それらを憎悪している。 イルマ…秋光の友人。「ほとんどの怪奇現象は思い込みや自然現象によるものだが、幽霊が絶対にいないとは言い切れない」というスタンス。心霊系YouTubeチャンネルを考察批判するのが趣味。 尾鳥木先生…担当教科は物理。ホラハラ相談対策委員会の顧問。自称霊感持ち。 鼓…三年生の女子生徒で、ホラハラ相談対策委員会の既存メンバー。 新令和高校…令和一年に創立した公立高校。こんな名前にしてしまったばっかりに、シンレイ高校という略称で親しまれている。

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Kakuyomu
Kakuyomu06/29/2025
  • Currentシンレイ高校ホラハラ相談対策委員会 〜逢魔時の校舎からの脱出〜