Synopsis
「王子様になれたら、誰かを救えると思ってた。でも、本当は……助けてほしかったのは、僕のほうだったんだ」
「お姫様」なんて呼ばれるのは冗談じゃない。他人の名を押し付けられた少女・セリスは、ある夜、屋敷を飛び出した。
一方、亡き妹を忘れられない少年・ルシアンは、「幽霊が出る」という噂の森へ足を踏み入れる。
交わることのなかった二人の物語が、ある夜、「ぶつかる」ことで始まる――
これは、お姫様になりたかった少女と、王子様になった少年の、
ほんの少し切ない、お互いを救う物語。
Serialization Info
Web Novel