Synopsis

「化け物しかいないビルだけどな。管理してくれるなら一室タダで貸してやる」 それは刑事を辞めたばかりの行平には、魅惑的過ぎる申し出だった。 化け物なんて言葉のあやで、変わり者の先住者が居る程度だろう。 楽観視して請け負った行平だったが、そこは文字通りの「化け物」の巣窟だった! おまけに開業した探偵事務所に転がり込んでくるのも、いわくつきの案件ばかり。 人間の手に負えない不可思議なんて大嫌いだったはずなのに。いつしか行平の過去も巻き込んで、「呪殺屋」や「詐欺師」たちと事件を追いかけることになり……。 というような話です。十万字強。よろしければお付き合いください^^ ●滝川行平 とある事情により警察を辞め、ビルのオーナー兼探偵となる。 理屈の通用しない「不可思議」が大嫌いなのに、何故か自身の周りに「不可思議」が集まってくるのが悩みの種。 ●呪殺屋 行平のビルに住み着いている法衣姿の怪しい若者。 行平いわく「良いところは顔くらい」。 ●相沢 行平の刑事時代の先輩で、ビルの管理を押し付けた張本人。 行平いわく「刑事というよりホスト」顔で、呪殺屋いわく「二枚舌」。 ●見沢 同じくビルに住み着いている占い師。おねぇ口調のオカマだが、女子高生に大人気。行平からの呼び名は「詐欺師」。

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