Synopsis

見ていたのは、彼女じゃない。――わたしのほうだった。 九条凛子は、静かに、淡々と日々をこなしていた。 けれど、春の朝──会議室に遅れて現れた高梨菜月は、 そのまなざしひとつで、凛子の平穏を少しずつ崩していく。 無防備で、まっすぐな声。揺れる笑顔。 距離を保とうとするほど、心は近づいてしまう。 “恋人”と呼ぶには、まだ名前のない関係。 それでもたしかに、ふたりは同じ未来を見ていた。 言葉より先に想いがこぼれた、“まなざし”から始まる恋の物語。 全三部構成/第1部連載中。

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Kakuyomu
Kakuyomu07/15/2025
  • Currentあなたのまなざしで、恋を続けていく