Synopsis
高校二年生の少年・真白遥(ましろ はるか)は魔法少女コンセプトカフェ『ヴィエルジュ・ピリオド』で”魔法少女”として女装でアルバイトをしていた。
そんなある日、遥が通う高校で生徒会長を務める少女・黒咲衿華(くろさき えりか)が新しいバイトとして入ってきて、遥は彼女の教育係に任命される。最初は自身の正体がバレることを危惧して上手く接することができない遥だったが、一つの失敗を共に乗り越え二人は打ち解けていく。
そんな折、『ヴィエルジュ』では『魔法少女総選挙』と呼ばれる人気投票が開かれていた。
紆余曲折ありつつも、遥たちはそれに参加していくこととなる。
”いま”が大事だからと、歌に寸劇、パフォーマンスを積み重ね、人気を高めていく衿華。同じ総選挙参加者との対立がありながらも、それを乗り越えて衿華は『ヴィエルジュ』での居場所を確立していく。
時を同じくして、生徒会副会長を務める幼馴染の少女・彩芽透羽(あやめ とわ)の付き合いで、遥は文化祭にて行う演劇の手伝いをしていた。
『総選挙』の決勝が近づいてきた夏休み、遥はバイト先の先輩・桃瀬杏(ももせ きょう)の提案で、バイト仲間たちとの夏合宿に参加する。
そこで衿華から吐露されたのは既に遥の正体を知っていたということ。
互いに素のままで胸の内を晒し、ようやく関係性が深まった矢先、衿華は夏の終わりと共に受験との兼ね合いから『ヴィエルジュ』を辞めてしまう。
そして始まる新学期、”変わってしまった”遥に固執する透羽によって、『ヴィエルジュ』での活動はバレてしまっており、更にその写真が偶然学校中に拡散されてしまう。
魔法少女が”好き”なのに、いざ大っぴらにされてしまうと過去のトラウマから抵抗することもできず引きこもってしまう遥。そんな彼の危機に立ち上がったのは衿華だった。
バイト仲間の協力により部屋から出た遥は、衿華と共に文化祭のステージに立つ。
写真は文化祭練習のために撮ったものだとアピールするため、そして、自身の”好き”を認めるために。
季節は移り替わり四月、『ヴィエルジュ』に戻ってきた衿華。
遥たちのワケアリなバイトは続いていく──。
※本作品は「ハーメルン」、「小説家になろう」でも投稿しております。
Serialization Info
Web Novel