Synopsis

友人が、死んだ。駅のホームに入ってくる列車に飛び込んで、死んだ。 道兼(みちかね)周(あまね)は『自殺』とされたその死に違和感を覚え、あるひとつの嘘をつく。 彼にとって今更嘘がひとつ増えようがふたつ増えようが同じこと。それで鈴懸(すずかけ)幸仁(ゆきひと)の死が風化せず、誰かが周と同じように違和感を覚えてくれれば良いと思っていた。 「実は、幽霊が視えるんだ」 その嘘を半信半疑か知らないが、周囲は受け止めて噂を流す。けれどあるクラスメイトだけは、その言葉に「うそつき」と告げた。

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Kakuyomu
Kakuyomu06/02/2025
  • Current松虫の頃、僕たちは『うそつき』だった