Synopsis

幕末――元治元年、江戸。火消しの娘、お芳(よし)の家に、ある男が訪ねて来た。二人は火鉢であたたまっていたが、お芳は火鉢の炭から目を離さず、消す時も火消し壺に入れ、消えたことを確かめた。男はお芳の火の元を観察する姿勢を褒め、やがて名残惜しそうに別れを告げた――京に行かなくてはならない、と。

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Kakuyomu
Kakuyomu05/27/2025
  • Current火鉢