Synopsis

1999年6月、愛知県名古屋市緑区のゴミ捨て場で、市のごみ回収職員Aが燃えないゴミの日ではないのに置かれていた燃えないゴミ専用ゴミ袋を不審に思い、透明なゴミ袋であったため目をこらして見たところ切断された少女の頭部が詰め込まれているのを発見し、110番通報した。 ゴミ袋に入っていたのは頭部だけで、少女の身元を特定できるものは何もなかったが、一昨日捜索願いが出されていた同市中区在住の女子中学生大塚愛子の頭部であると判明。すぐに両親による遺体の確認が行われた。 体の見つからないまま司法解剖が行われ、死後12時間程度(発見時は8時間程度)と推測され、死亡推定時刻は同日深夜2~3時頃、首は鋭利な刃物で生きたまま切断されたと思われる。切断された際に頭部が床に転がったと思われる痣が頬や額に見られた。また頭部はきれいに血が洗いながされており、切断面には洗髪料に含まれる薬品が付着していた。切断後に犯人の手によって洗髪されたと思われる。 鑑識の調べではこの洗髪料は一般的に最もよく売られているもので、この線から犯人を特定することは難しい。ゴミ袋も市が指定しているもので、名古屋市内のスーパーやコンビニ数百店舗で販売されている。犯人のものと思われる指紋は一切検出されなかった。 翌日、同市天白区で、燃えるゴミの日ではないのに置かれていた燃えるゴミ専用ゴミ袋に入れられた少女の頭部を市のゴミ回収職員Bが発見し、110番通報。愛子同様ゴミ袋に入っていたのは頭部だけで身元が分かるものはなかったが、やはり五日前から捜索願いが出されていた同市中村区在住の女子高校生藤本蜜柑の頭部であると判明した。 愛子同様、蜜柑の体も発見されず、生きたまま頭部を鋭利な刃物で切断された後に同じ洗髪料で洗髪されており、ゴミ袋から犯人の指紋は検出されなかった。 以降も二週間以上にわたり、連日同様の手口が繰り返され、名古屋市16区のごみ捨て場で、各区ひとりずつの少女の頭部が発見されたところで犯行は7月には一応の終結を迎えている。犠牲者は16人にのぼり、いずれの少女も小学生から高校生であるが、通っている学校や塾なども異なり、名古屋市在住であることと不登校であること、遺体発見の数日前に行方不明となり捜索願いが出されている以外には共通点は見られない。

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Kakuyomu
Kakuyomu08/29/2020
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