Synopsis
【あらすじ】
大手ホテル企業社長の息子、高燈伊織は、次期社長候補として経営企画部で働いている。
完璧主義で隙のない仕事ぶりは高く評価されているものの、その冷徹な態度から上司や同僚からは距離を置かれていた。
ある日、Subである伊織は街中でグレアを浴びてしまう。苦しんでいたところ、Domの道長昂生に助けられる。
彼とは中学生の時、とある出来事がきっかけで疎遠になっていた。十年ぶりの再会を果たした矢先、二人は突然の事故に巻き込まれる。
目覚めると、二人は昂生が以前読んだという漫画『王国の最後』の世界に転移していた。フィオレ王国と呼ばれる中世ヨーロッパ風の国で、昂生は「無能王子」と呼ばれる王子に、伊織はその従者になっていた。
漫画の中で自分たちはどうなるのかと尋ねる伊織に、昂生は衝撃的な事実を口にする。
王子・昂生と、従者・伊織は、ストーリーが本格的に始まる前のプロローグで、既に死亡しているキャラクターだというのだ。
フィオレ王国は反王族勢力の長年にわたる陰謀に苦しめられており、その計画によって王族とその関係者は全員処刑される運命にあった。
唯一この運命を回避する方法は、次期国王を決める選挙で昂生が勝利することだと分かる。
二人は、運命を変えるため、無能王子の評判を挽回し選挙に勝つために動き出す。
昂生は従者たちの食事改善や騎士団の訓練に参加するなどして、少しずつ周囲からの信頼を得ていく。一方、経営の知識を持つ伊織は王国の財政問題を徹底的に調査し、不自然な資金の流れを発見。その調査から、反王族勢力の黒幕が王国の高官であるという疑惑を抱くようになる。
二人の懸命な努力により、当初は見込みがないと思われていた選挙で、昂生は奇跡的な勝利を収める。しかし、黒幕と目されていた高官が何者かに殺害される事件が発生。さらなる調査により、反王族勢力の背後には隣国アルカディアデアがおり、彼らの目的はフィオレ王国の侵略だったことが明らかになる。そして最大の衝撃は、二人が信頼を寄せていたラウル宰相こそがアルカディアのスパイだという事実だった。
伊織は綿密に集めた証拠を突きつけ、ラウルの自白を引き出す。騎士団長レオンハルトの協力を得て、秘密裏にアルカディアの侵略計画を阻止する作戦を実行し、見事成功させる。そしてその直後、二人は突如として元の現実世界へと引き戻される。
現実世界に戻った伊織と昂生は、異世界での経験を通じて自分たちの本当の気持ちに気づく。人への思いやりと自分を愛することの大切さを学んだ二人は互いへの気持ちを伝え合い、結ばれる。
この物語は、現実世界でのカーストが逆転した二人が、異世界の運命に立ち向かいながら互いを真に理解し合い、「めでたし、めでたし」を目指すDom/Subファンタジーです。
以下補足。
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12-4、18-3が非公開です。
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